「人にことばあり、ことばは人なり」―。3年前に弊紙で『次代への名言』を担当して以来、ことにそう感じるようになりました。後期講座でも前期同様、古今東西の自伝やエッセー、文学作品、歴史書などに残された「ことば(名言)」を通じて、人や時代、そして真というものを考えてゆきたいと思っています。「教授することはできないけれど、ともに学ぼう」。偉大な先人のことばです。
そんな理想に少しでも近づけるよう微力を尽くします。
一期一会 巨匠と名花たち
「名匠と名優の出会いは一期一会」といいます。名作における映画監督と女優との出会いは格好の例といえましょう。日本が誇る巨匠、小津安二郎と黒澤明の作品世界、そこで輝いた名花・原節子を中心にお話をしたいと思います。当日は過去に弊社が作成した〝秘蔵ビデオ〟も披露する予定です。
講師:関厚夫
産経新聞文化部編集委員
昭和61年、産経新聞入社。大阪本社社会部(大阪地検特捜部担当)やベルリン支局長(平成10~15年)を経て現職。
近著は『次代への名言 時代の変革者篇』(藤原書店)。既刊に『ひとすじの蛍火 吉田松陰 人とことば』(文春新書)『一日一名言 歴史との対話365』(新潮新書)『次代への名言 政治家編篇』(藤原書店)『詩物語 啄木と賢治』(扶桑社)など多数。
| 講座概要 | |||
| 講座番号 | 15-5 | ||
|---|---|---|---|
| 講座タイトル | 一期一会 巨匠と名花たち | ||
| 開講日 | 2012年1月27日(金) | 時 間 | 19:00〜20:30 |
| 定 員 | 50名 | 会 場 | 産経新聞社会議室 会場までのアクセス |
| 受講料 | 3,000円(講座申し込みのうえ事前に郵便振替でのお支払い) | ||
| 問合せ先 | 「カレッジ事務局」 TEL. 03-3243-9828 FAX. 03-3279-6342 E-mail: college@sankei.co.jp | ||
| 備 考 | |||
| 講座内容 | |||
| 講座番号 | 開講日 | 内容 | |
| 【終了】 | 15-1 | 2011年6月17日(金) 19:00〜20:30 |
名言への招待 人と歴史、その舞台裏 初回は盛りだくさんです。宮澤賢治と天災、詩「雨ニモマケズ」、石川啄木、それから古事記と日本書紀にみる日本武尊像、そして最近の『次代への名言』からデコちゃん(高峰秀子さん)、良ちゃん(池部良さん)、クロさん(黒澤明さん)という「シネマの天使」たち。こうした方々の人とことば、その時代背景と「真実」についてお話ししたいと思っています。 |
| 【終了】 | 15-2 | 2011年10月28日(金) 19:00〜20:30 |
高杉晋作と吉田松陰、オザワとトーサイ―非常の師弟 ご存じ、坂本龍馬とならぶ風雲児、高杉晋作とその師で、幕末・維新期に数々の英傑を送り出した松下村塾の主宰者、吉田松陰。それから、「オザワ」とは「世界のオザワ」こと小澤征爾さん、「トーサイ」とはその師の指揮者、斎藤秀雄さんのことです。このたぐいまれなる2組の師弟についてお話ししたいと考えています。 |
| 【終了】 | 15-3 | 2011年11月18日(金) 19:00〜20:30 |
日本人の心 周五郎、周平、そして司馬さん 山本周五郎、藤沢周平、司馬遼太郎。この3人の国民作家に共通することは? ご明察―。おもに時代小説や歴史小説の登場人物に仮託して、日本人とその心を描いてきたことです。でも、3人のまなざしはそれぞれちがいます。できるだけたくさんの作品と文章、ことばを紹介しながら、そのちがいと魅力を考えたいと思います。 |
| 【終了】 | 15-4 | 2011年12月16日(金) 19:00〜20:30 |
『坂の上の雲』から見える風景 司馬さんの代表作『坂の上の雲』の主人公はだれでしょうか。秋山真之? 兄の好古? 正岡子規? 私は、こうした登場人物をはじめとした「群像(青春)劇」だと考えています。この講座では、秋山兄弟や子規を中心に、同じ時代に「坂の上の雲」を追った登場人物の人とことば、そして〝風景〟を訪ねてゆこうと思っています。 |
| 2012年1月 | 15-5 | 2012年1月27日(金) 19:00〜20:30 |
一期一会 巨匠と名花たち 「名匠と名優の出会いは一期一会」といいます。名作における映画監督と女優との出会いは格好の例といえましょう。日本が誇る巨匠、小津安二郎と黒澤明の作品世界、そこで輝いた名花・原節子を中心にお話をしたいと思います。当日は過去に弊社が作成した〝秘蔵ビデオ〟も披露する予定です。 |
| 2012年2月 | 15-6 | 2012年2月24日(金) 19:00〜20:30 |
女の一生 一葉と晶子 樋口一葉と与謝野晶子。活躍した時期こそすれちがいましたが、この2人の偉大な女性には共通点があります。小説家・歌人(一葉と晶子では重点はそれぞれ異なりますが)であり、国を憂い、時代を代表する批評家だったことです。明治から昭和にいたる2人の生涯と作品、その魂の軌跡をたどります。 |
| 2012年3月 | 15-7 | 2012年3月16日(金) 19:00〜20:30 |
温故知新 ソクラテス、孔孟から武士道まで 洋思想史の巨人・ソクラテスと東洋思想の源流をかたちづくった孔子・孟子、それに朱子や王陽明。彼らの教えとそれを実践した生涯の最も忠実な後継者が、日本の武士道といえるのではないでしょうか。幅広く先人のことばを追いながらその精髄をみなさんとともに考えてゆきたいと思います。 |